「エンジニアって実際残業とかヤバそうだけどどうなの?」その疑問、お答えします😎

今回は「エンジニアはブラックな職業なのか」ということについての私の考えを書いていきたいと思います。もし今後のキャリアとしてエンジニアをお考えの方のご参考になればと思います。

目次

ブラック企業とは

まず大前提として、僕が考えるブラック企業の定義は 「長時間労働」かな考えています。
また、IT業界と聞くと、やはり「長時間労働、過労死、鬱」といったイメージがあるようで、友達にもよく「家帰れるの?」と聞かれます😅
正直職場・部署ガチャによると言ってしまえば終わりですが、エンジニアと言ってもいくつか種類があり、その種類の違いもブラックか否かに関わってくると思うのでそこも含めて説明したいと思います(あくまで僕の経験上の話ですが😅)

デベロッパ(ブラック度★★★★☆)

まずはデベロッパと呼ばれるエンジニアです。一般的なエンジニアのイメージはおそらくこの種類のエンジニアかと思います。
デベロッパとは、日本語で「開発者」を意味し、 「プログラミングと呼ばれる技術を用いてWebサイトやモバイルアプリのようなサービスを実際に作る人達」です。
致命的なバグが起こった場合はまず終電コースで帰れない、休日出勤当たり前のデスレースになる可能性が高いので、その点を踏まえても☆4つが妥当かと思います。
給与は能力や言語の需要によって大きく変わります。

設計エンジニア(ブラック度★★★★☆)

続いて設計エンジニアです(通称SE)。主に 「お客さんから作りたいものの要望を聞き(要件定義)、その作りたいものを実現するための設計作業を行う方達(機能要件、非機能要件、システム要件等)」です。デベロッパの方達はその設計書を参考に開発を行います。
システム設計は開発者の健康を左右する上でも超重要ポジションです。開発者は設計書に従って開発を行うので、その設計書が間違っていれば当然責任は設計者にかかってきます。
またシステムがいつまでに完成するのかの納期調整等も設計エンジニアが担当するケースもあり、仕様・納期含めプロジェクトの要と言えるでしょう。
当然ブラック率は高めです。ただし給与はデベロッパよりも高い傾向があると思います。

テストエンジニア(ブラック度★★★☆☆)

次にテストエンジニア(通称テスター)です。テスターとは主に 「開発者が作成したものの品質を検証する方達」です。
具体的にはテストケースと呼ばれるドキュメントを作成し、そのドキュメントに沿ってサービスやアプリを動かし、バグが無いかの確認を行うのです。
テスターがどれだけこの段階でバグを洗いだせたかによって、サービス運用開始後に発生し得るバグを減らすことができます。
つまり、良いテスターほどたくさんのバグを見つけることができるということです☺️ ブラック度は上記2種エンジニアと比べると少ないですが、給与はあまり高く無い傾向があると思います。

インフラエンジニア(ブラック度★★★★★)

次にインフラエンジニアです。主に 「サービスを運用するための土台を作る人達」です。
土台とは具体的にはサーバ構築やネットワーク設定といったものです。普段僕たちが使っているアプリやサービスを使えるのは、インターネットを経由した先のどこかでサーバが稼働しているおかげです。
最近だとクラウドサービス(AWSやAzure, GCP等)上に仮想サーバを用意することが多いので、そのクラウドサービスの運用を行うのもインフラエンジニアの役割です。
昔はこのインフラエンジニアとデベロッパはひとくくりでしたが、役割の分業化が進みインフラエンジニアが誕生しました。
ブラック度は星5つで設定しました。理由はインフラが止まると「サービスが止まる」からです。サービスが止まれば当然その間に得られたであろう利益も失うことになるので、純損失というわけです。
深夜だろうが、休日だろうが関係ありません(サーバを自社で管理している場合には夜勤もあるかもですね)😅給与は他のエンジニアの種類と比較すると高めな傾向にあります。

まとめ

色々書きましたが、結論どのエンジニアも甘くはありません😅
ひとつ言えるのは、 ブラックになり得るかどうかは営業さん次第だと思います。
しっかりとしたスケジュール組みをできる人がプロジェクト管理を行えばみんな幸せに仕事ができますが、根拠のない適当なスケジュールを組む無能な人が上に立ってしまった場合は、リリース直前で問題が多発し全員が激務になる可能性があるので、結局はお客さんとスケジュール折衝を行う人次第かなと個人的には思います😅