ブラック企業で働くことは本当に辛いです。生きているのか、死んでいるのかすらも分からなくなるくらい辛いです。
エンジニアとしてブラック企業で働いた時の記録として、この記事を書こうと思います。


目次

この記事は以下のような方を対象者としています。

本記事の対象者

  • 現在ブラック企業に勤めている方
  • 毎日残業100時間以上超えているエンジニアの方
  • 日本で働くことに疲れてきている方

このような方々には以下ベトナムと日本の労働環境の違いについての記事も別で書きましたので、ご覧いただけますと幸いです。

【残業大国】日本の異常な労働環境をベトナムで働いてみて実感した件

日本ってやっぱり「働く」ことに関しては異常ですよ。 「お客様は神様」精神、残業を美徳とする文化、過労死という言葉を作り出してしまう労働環境。 今回は日本の異常な労働環境をベトナムの労働環境と比較しながら説明したいと思います😱

【長時間労働】終わらない仕事、帰らない社員

当時、エンジニアとして働いていたのですが明らかに1人では終わらない仕事量を持っておりました。
社員数も少なく、誰にも仕事を振れないような状況でした。
一体1日何百行のコードを書けばよいのか、一体いつになったら帰れるのか、もう完全に人としての 「まともな感覚」を失っていました
他の社員も終電になっても帰らず、会社に寝泊まりする社員も多かったです。
ほぼ 毎日終電でした。。休日出勤も多かったです。。😭

【精神的疲労】パワハラ暴言上司の説教タイム

帰る前に、いつもその日に行った業務内容の報告をするのですが、 毎日帰る前に1時間ほど説教タイムがありました
その内容は「君は本当にB・A・K・Aだよね」とか「こんなの猿でも分かるよ、君は家畜以下かな?」とか「君病気?遺伝子に欠陥でもあるんじゃないの?マジで」みたいな感じでした。
初めは内心「絶対に早く偉くなってこいつよりも偉くなってやる」と思っていたのですが、 毎日の長時間労働と栄養もないコンビニ飯で精神的にも肉体的にも疲れ切ってしまいました
今でも、思い出すだけで気分が悪くなります。

【低賃金】上がらない給料・貯まらない貯金

僕はこの会社に1年ほど勤めたのですが、給料は誰も上がっていなかったと思います。
そもそも昇給制度はあるのかすらも怪しく、口で謳っているだけだったのかもしれません。
社長はいつも「俺も給料高くあげたいけど、ベンチャー企業だしなぁ(ハナホジー)」って感じでした。
また、 零細企業のエンジニアは本当に給料が少ないです。
東京で暮らすにはあまりにも少なく、貯金なんて余裕はなく日々行きつなぐことが精一杯でした😭

【退職の日】最終日まで終電

普通引き継ぎとか終わってもう定時とかで退職日って帰るのが普通なはず、、、なのにその日は夜11時30半まで会社に居ました。
その内3時間は上司と社長からの説教でした。
ありきたりかもしれませんが、 「この会社で働けんなら、他で働けんぞ」とか「お前欲しがる企業なんかどこにも無いわ、人生終わりぞ」みたいな感じでした
ただ、もう僕は退職できる嬉しさと半分「はい」しか言わないロボットになっていたので、特に気になりませんでした。

【退職後】一本の電話が、、、

退職後、信じがたいですが 「まだ終わっていない仕事があるから、退職後だけど出勤してください」とメールがきました。
そんなはずはありませんでした。なぜなら退職前に全て終わらせなければならないことも終わらせて、引き継ぎも終わらせていたのにです。
おそらく、そういった言葉をいわせて無理やり働かせようとしたのでしょうか。。
結局、別の社員の方に相談し退職後に出勤することはなんとか回避でき、無事にその会社との縁を切ることができました。

【逃げて】ブラック企業からやめる決断を

ブラック企業になるには色々な条件がありますが、僕は 「その会社で働きたく無い」と思ったら、すぐにでも辞めるべきだと思います。
特にエンジニアの場合は、ちゃんとプログラミングを学んで良質なポートフォリオを作って良い企業に転職できるチャンスが多くあります。
ただ、IT業界にはベンチャー、大手問わず酷い企業が数多く存在します。
どうか、自分の身が壊れる前に早急にブラック企業から逃げる決断をしてください

【その後】日本で働くことはもうやめた

その後、僕はエンジニアをやめて今は プロジェクトマネージャーとしてベトナムで働いています。
日本で働くことは、今後もう無いと思います。日本で働くよりも海外の方が刺激が多く得られる経験も多いと思います。
また、ベトナムでは仕事と自分の時間をはっきりと分けているので残業もほぼ無いです。
あの時の苦労が報われたのかな、と思うようにしています。

【エンジニアを辞めた理由】なぜプロジェクトマネージャーになったのか

これは理由が二つあります。
一つは 「開発だけではなく、もっと広い視点でサービス開発に携わりたい」と思ったからです。
開発者だとあくまで「開発」フェーズ、単体テスト等しか関わりがないですが、プロジェクトマネジメントに携わることで他の行程にも携わることができるなと考えたからです。
二つめは 「開発は個人で作る方が楽しい」からです。
やっぱり自分の好きな技術で好きなものを作る方が自分の性に合っている気がしたのです。

【ワークライフバランスをだいじに】海外就職に挑戦しよう!

ブラックエンジニア企業に就職してしまった場合は、ぜひ海外就職にも目を向けて見ることをおすすめします。
日本と比べ、全然余裕を持って働けます。
エンジニアだけれども英語に自身がない方は、ぜひリクルートマーケティングパートナーズさんが提供している 「スタディサプリEnglish」で英会話の勉強を始めて、海外就職に挑戦してみてはいかがでしょうか:)
スタディサプリEnglishではアプリで どこにいても、いつでも英語の勉強ができ、英語に始めての方でも「英会話能力に特化した学習法」を特徴としています
詳しくは以下URLから詳細を確認できますので、ご興味があればぜひのぞいてみてください:) スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)

さいごに

また、英語は自身があるけどエンジニア経験がないよという方はUdemyでのプログラミング学習をおすすめします:)
UdemyはIT業界未経験の方が 最短でエンジニアになるための方法ではないかと思います。
詳しくは以下の記事でUdemyでのプログラミング学習のことを書いておりますので、みてみていただけると嬉しいです。

【Udemy】未経験から始める格安プログラミング講座4選

未経験だけどプログラミングを学んでエンジニアになりたい、社会人だから時間もそれほど多く無いので効率よく勉強したい。 私もその内の一人でした。今回の記事で最短でエンジニアになるためのおすすめUdemy講座4選をご紹介したいと思います。

これらの講座を通してプログラミングの基礎を学んだら、次は ご自身のポートフォリオ(ウェブサイトやアプリなど自分で作り上げた作品)を作成するのが良いと思います。
また、私は文系卒で社会人になってから0からプログラミングを Udemyで勉強し、今海外で働いています
Udemyでは動画での説明や解説等もあり親切で、学習教材も豊富にあることから プログラミング初学者の方が短期間でエンジニアを目指したいのであれば、非常に良い教材だと思います。
ぜひ皆さんもUdemyを通してエンジニアへの第一歩を踏み出しましょう🔥
世界最大級のオンライン学習サイトUdemy

また、別記事にてダナンでの生活やIT関連についても記事を書いていますのでご興味あればご覧いただけますととても嬉しいです😁

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