2020年にリアルタイムチャットライブラリとして注目されている「Scaledrone」についての日本語の記事が無かったので今回記事にして行こうと思います
今後リアルタイムチャットアプリを作りたいなーと考えている方の参考になれば幸いです。
目次
scaledroneとは
Scaledroneとは冒頭でも記載しました通り ウェブ・モバイル向けリアルタイムチャット・リアルタイムマップサービスを提供するライブラリです。
通常リアルタイムチャット機能を実現するには通常複雑なリアルタイム処理用にインフラの調整が必要になるのですが、そういった複雑なインフラの問題をscaledrone側が管理するため、
開発者はアプリの開発に専念できるのです。
また、トップページにはデモ用のAPIが用意されておりチャット機能がどんな感じなのかが体験ができます。
- scaledroneは リアルタイムチャット、リアルタイムマップ機能を提供するライブラリ
- リアルタイムチャットには オンラインになっているユーザ、チャットメッセージ、チャット入力欄が用意されている
料金プランは？
無料枠だと 同時接続数が20コネクションまで使えて、1日100,000リクエストまで使えるようです。
これは例えば同時に20個タブ開いてリアルタイムチャットの挙動を確認できるということですね。
また、ラージプラン以降については scaledroneの開発者による専属サポートもあるようで結構手厚いサポートが用意されていますね
- 料金プランは6種類用意されている
- 無料枠の場合 <最大20同時コネクションが保証されており、1日100,000リクエスト/strong>を受け付けることができる
ドキュメントは豊富？
各言語ごとにドキュメント、チュートリアルまで用意されておりscaledroneに馴染みがなくても簡単に実装ができるように資料も充実しています。
対応プラットフォームは？
公式ウェブページの対応プラットフォーム一覧を確認するとモバイル・ウェブ両方多くの言語をサポートしているようです。
特別な機能？
ベータ版ですが、「チャット履歴」機能も存在します。
これはメモリにチャットの履歴を保存することで、過去にやり取りをしたメッセージの履歴を確認することができます。
このチャット履歴はチャットルームごとで管理されており、 最新の100個のメッセージを保管し30日間それらのメッセージを残しておくことができます。
さいごに
Firebase Realtime Database等を使ってもリアルタイムチャット機能の実装は可能ですが、実装工数および機能のリッチさを考えるとscaledroneの方が良いかと感じました。
是非こちらの記事をご覧いただいているみなさんもscaledroneを使ったチャットアプリを作ってみてはいかがでしょうか。
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