アプリの個人開発を始めたいけど何からしたら良いのか分からない人向け。
アプリ作りを途中で挫折しない方法を私自身の経験から本記事にて解説します。
この記事は以下のような方を対象者としています。
- アプリ開発で稼ぎたい方
- 副業の選択肢を増やしたい方
- アプリ開発で不労所得を考えている方
- モバイルアプリの個人開発をしたい方
目次
前置き: アプリ開発の難しさとメリット
僕自身プログラミング未経験からエンジニアになり、今は仕事をしながら個人でアプリ作りをしています。
ブログもYoutubeもなかなか参入しづらくなってきており、広告の種類を自分のタイミングで調整できるという利点から今も開発を続けています。
確かに個人でのアプリ開発は上記二つと比べ難易度ははるかに高いですが、技術資産、及び副収入の柱を増やすという意味で挑戦する価値はあると思います。
私が個人開発でアプリを作った際に苦労した内容については下記別記事にてまとめております。
アプリの個人開発の始め方 : iOSとAndroidどちらを選ぶべき?
まずは自分がiOSのアプリを作りたいのか、もしくはAndroidのアプリを作りたいのかを決めましょう。
個人的におすすめはAndroidアプリです。
理由は初期投資額が少ないこと、及びAndroidの方が世界シェアが大きいからです。
※ちなみに実機を持っているかどうかは仮想端末で十分開発ができるのであまり関係ありません。
1-1 なぜAndroidが個人アプリ開発でおすすめなのか : 初期投資
初期投資とは一体なんのことかというと、作ったアプリを公開するにはストアへの登録が必要になります。
これがAndroidとiOSで手数料が下記の通り異なります。
- iOS : 年間$100(約10.531円)
- android : 初回のみ$25(約2,632円)
個人アプリの開発では企業が開発する場合と比べ予算も少なく機能も少ない場合が多いです。
予算をかけれない分、利益を出せる可能性も低くなりがちです。
そのため、儲かるかも分からないアプリ開発に無駄に費用をかけないようにするのが継続のコツです。
1-2 なぜAndroidが個人アプリ開発でおすすめなのか : 世界シェア
Androidが個人開発に向いているもう一つの理由は世界シェアがAndroidの方が大きいからです。
下記がこれまでのAndroid, iOSの世界シェアをグラフにしたものです。
Source: StatCounter Global Stats - OS Market Share
2021年の数字を見ると、iOSの世界シェアが27.47%に対しAndroidは71.93%と約2.5倍ほど異なることが分かります。
シェアが大きい分、個人開発のアプリでも使ってもらえるチャンスが広がるのでAndroidの方が可能性が高いと思います。
挫折しないアプリの個人開発
私が個人開発でアプリを作る際の手順を順番に説明します。
ちなみに個人開発で一番の敵はモチベーションです。
開発に対するモチベーションを保つための3箇条を下記に記載します。
- 最初はとにかく公開することを目標とする
- 複雑な処理や機能はなるべく省く
- 必ず開発スケジュールを作る
特に3については決めてから開発を始めないと経験上挫折する率が跳ね上がるので決めた方が良いです。
目安としては最大でも2ヶ月以内に公開することです。
それ以上はモチベーションが続かなくなる可能性が高まるからです。
挫折しないアプリの個人開発 : 要件定義
まずは作りたい機能を洗い出しましょう。
スプレッドシートに作りたい機能、画面を書き出します。
次に各機能に優先度をつけて、本当に公開するときに必要なものだけ分類します。
ここでいうと、優先度高が公開までに必須の機能、優先度低が特に公開後にアップデートとするでも問題ないものといった感じです。
これをすることで開発全体に大体どれくらいかかりそうかの工数見積もりができます。
挫折しないアプリの個人開発 : 開発スケジュールの作成
作りたいものの機能の洗い出しができたら、次は開発スケジュールを作りましょう。
例えば「機能Aは2日で作って、機能Bは3日くらいかかるかなー」っていう感じで大丈夫です。
これをする理由は「モチベーション維持のため」です。
ゴールがないとモチベーションがなくなり継続が難しくなるので、ぜひ開発スケジュールも作ることをおすすめします。
またコツとしてはなるべくゴールを小さくすることです。
小さいゴールをたくさん設定しゴールできる数を増やすことで開発が進んでいることを実感しやすくできます。
挫折しないアプリの個人開発 : 技術検証・設計
ここでは自分の作りたい機能が本当に技術的に実現できるのか、またどのように自分の作りたい機能を作るかを調査します。
例えば「アニメーションは●●ライブラリを使ったらできそうだなー」みたいな感じです。
ここの時点で自分の作りたい機能は実現ができないとわかったら、開発項目から削ってしまっても大丈夫です。
挫折しないアプリの個人開発 : 実装
ここまでやってようやくコーディングを始めます。
通常の開発現場ではユニットテスト等行いますが、個人開発では必要に応じてで良いと思います。
挫折しないアプリの個人開発 : テスト&バグ修正
実装が終わったら次は正常に意図通りの挙動になっているかアプリのテストをしましょう。
なるべく多くのバグを見つけて改修を行うことでアプリの品質を高めることができます。
逆にここをしっかりやっておかないと、いざアプリを公開してユーザが使ってアプリが落ちてしまいアプリレビューが最悪なことにもなりかねません。
自分はそれでアプリレビューが星1.5とかになりました。笑
なので、テストをしっかり行いアプリが落ちるような致命的なバグがないか入念にチェックします。
挫折しないアプリの個人開発 : ストア掲載情報の準備
ようやくアプリが完成したら、最後にストア掲載情報に必要な準備をしましょう。
これはアプリのタイトルやアプリ概要、ストアに載せるイメージ写真など実は結構色々用意しなければいけません。
ここもASO(アプリ内検索最適化)に大きく関わるため、力を入れて用意する方が良いです。
ASOとはストアで検索上位に表示させるようにしてユーザに自分のアプリを見つけてもらいやすくすることを指します。
せっかくアプリを苦労して作っても、見つけてもらえなかったら意味がないのでここはむしろ開発よりも気合を入れた方が良いです。
ASOについて詳しくは別記事にて解説予定です。
さいごに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
僕のブログサイト「kzy.tech〜日本脱出のための教科書〜」がどのようなサービスで作られているかが気になる方は以下別記事にてご説明していますので、ご覧いただけますと小躍りして喜びます💃
また、海外移住の 英語とプログラミングを習得することを推奨しています。
これは私の経験則から言えることですが、上記二つのスキルがあれば海外移住は絶対に実現できます。
以下に僕が実際に使って効率よくプログラミング学習ができるおすすめサービスを載せます😌
速習!おすすめプログラミング勉強法【Udemy】
いくつかプログラミング学習サービスを利用しましたが、一番効率よく勉強できると感じたのはUdemyでした。
Udemyでは動画での説明や解説等もあり親切で、学習教材も豊富にあることから プログラミング初学者の方が短期間でエンジニアを目指したいのであれば、非常に良い教材だと思います。
ちなみに私は文系卒で社会人になってから独学でudemyを使ってプログラミングの勉強をして、実際にエンジニアとして採用されました
Udemyのコースは1つ1,000円ほどなので、ITの参考本を一冊(3,000円)を買うよりもUdemyのコースを購入する方が安い上により効率的にプログラミングを勉強できると思います。
世界最大級のオンライン学習サイトUdemy
また、別記事にてダナンでの生活やIT関連についても記事を書いていますのでクリックいただけると嬉しくて踊ります💃