Mac m1チップで仮想通貨マイニングの方法をわかりやすく解説します。
ここ最近で仮想通貨の価値の乱高下が激しいので、買うのは二の足を踏んでしまいますよね。
そこで私は仮想通貨マイニングをして仮想通貨を発行する方が良いのではと思い、本記事を執筆することにしました。
前置き:仮想通貨の最近の動向について#
※今回の記事でもBarTech TVさんの下記動画を参考に解説していきます。(音声は英語です)
Mac m1チップでマイニング : マイニング環境を構築する#
ここでは実際に仮想通過のマイニングを行う為のツールを準備します。
まずはこちらのリンクからマイニング用ツールethminer for m1をインストールします。
リンクにアクセスし下記赤枠のReleaseをクリックして下さい。
続いてAsset(3)をクリックして画面赤枠のethminer-m1をクリックして下さい。
すると、.dmgファイルのダウンロードが開始します。
ダウンロードが完了したら、続いてターミナルを開き下記コマンドを実行して下さい。
<!-- ダウンロードしたethminer-m1ファイルをアプリケーションフォルダに移動 -->
mv /Users/ログインしているユーザ名/Downloads/ethminer-m1 /Applications/
<!-- ダウンロードしたethminer-m1に実行権限を付与する-->
chmod +x /Applications/ethminer-m1
実行権限を与えた次はシステム設定→セキュリティ&プライバシーを開き、ethminer-m1の実行を許可して下さい。
これで自分のMacBook上でマイニングを行う権限が与えられます。
Mac m1チップでマイニング : マイニングプールを選ぶ#
マイニング作業とはブロック(一定数の取引情報)を生成できた際に報酬として仮想通貨が得られる仕組みです。
通常マイニング作業では多くの時間やPCの処理能力を必要とし、一人でマイニングを行うと報酬を得るまでに多くの時間を必要とします。
そこで、複数人でマイニング作業を行い成果に応じた報酬をグループ内で分配する仕組みがマイニングプールです。
今回の記事ではethermineというマイニングプールサービスを使います。
Mac m1チップでマイニング : マイニングスクリプト作成#
続いて実際にマイニング作業を開始するためのコマンドを用意します。
まずはターミナルを開いて下記コマンドを実行して下さい。
<!-- アプリケーションフォルダに移動 -->
cd /Applications
<!-- マイニング用スクリプトファイル生成 -->
echo "./ethminer-m1 -P stratum://coinomiウォレット情報.MBP@マイニングサーバアドレス:4444" > StartMining.sh
上記コマンド内部の情報は下記から取得できます。
Mac m1チップでマイニング : 受け取りウォレット確認#
前回の記事で作成したcoinomiアプリを開き、画面右上の「receive」ボタンを押下して下さい。
すると、暗証コードが青文字で表示されるのでそちらをコピーして、上記coinomiウォレット情報を上書きして下さい。
Mac m1チップでマイニング : マイニングサーバ確認#
続いてマイニングサーバ情報を用意します。
ethermineを開いて下記赤枠のボタンを押下します。
すると、接続するサーバ情報が出てきます。
自分の現在住んでいる地域に合わせたサーバを選びましょう。
もし日本に住んでいる場合はマイニングサーバアドレスはasia1.ethermine.orgとなります。
Mac m1チップでマイニング : マイニング開始#
これで全ての準備が整いました。
後は下記コマンドを実行し実際にマイニングを開始できます。
<!-- マイニング用スクリプトに実行権限を付与 -->
chmod +x StartMining.sh
<!-- マイニング用スクリプトに実行権限を付与 -->
./StartMining.sh
もしも上記コマンドを実行してエラーが出たら、スクリプト生成ファイルの情報が誤っている可能性があります。
Mac m1チップでマイニング : マイニング報酬確認#
マイニングを開始し数分〜数十分待つと、acceptedという文字が出力されているかと思います。
それは生成したブロックが承認された = 報酬が発生したということになります。
発生した報酬を確認するにはMiner Addressにcoinomiのウォレット情報をコピペで貼り付けた先で確認できます。
こんな感じでイーサリアムが採掘されているのがわかります。
ちなみに昨日2時間ほどマイニングしてみて、約0.00008ETH (50~60円くらい)でした。