営業、エンジニア、プロジェクトマネージャーを経験してきましたが、その中でも 最も無駄なキャリアのは営業でした。
営業になることでどれだけ自分の人生の時間をどれだけ無駄に消費することになるのか、元営業の視点からご説明したいと思います。
目次
この記事はこのような方を対象としています。
- 営業で働いている方
- 新卒文系でとりあえず営業になろうと考えた方
- ワークライフバランスを重要だと考える方
- 残業したくない方
- 将来海外で働きたいと考えている方
営業職を今すぐ辞めた方が良い理由
理由は簡単です。
メリットよりもデメリットの方が圧倒的に大きいからです。
営業職で身につけられるスキルと、今からご説明する職で身につけられるスキルとでは 天と地ほどの差があります。
特に個人で稼ぐ力、 個人力については数年後には圧倒的に差が開いてしまうのです。
序文はこれくらいにして早速 なぜ今すぐ営業職を辞めた方が良いのかについて見ていきましょう。
1.何のスキルもつかない
エンジニアの場合、日々の業務を通してプログラミング等の知識、スキルも身につけられます。
しかし営業はどうでしょうか。多少の業界知識は身につきますが、その業界を離れてしまえば営業の業務で得た知識など全くの無価値になります。
しかも、 営業から営業職への転職は若いうちは簡単ですが、年齢を重ねるほど難しくなります。
以前では「大企業に入れば一生安泰」のような考え方も一般的でした。
しかし、今の時代、一生一社で働き続けるようなケースは珍しく、大企業ですら希望退職を募ることも当たり前になってきました。
- 営業から営業への転職は若い時は簡単
- だからこそ、若いうちには営業の危険性に気づきにくい
- 一度営業マンになると、一生営業マンで終わる可能性が高い
- 年齢を重ねると、転職が一気に難しくなる
- 目に見えたスキルが全く身につかない業種
- 替えが効く業種のため、年を取り人件費が高くなったら捨てられる可能性が高い
そんな危険を早々に感じた私は 2年で営業職を辞めました。
2.ほぼ移動時間で1日が終わる
営業とは外回りが多い仕事です。
打ち合わせのために客先へ移動、遠い時には1時間、2時間片道かけて移動する時もあります。
つまり 1日の大半を移動というあまり生産性の高くないことに貴重な時間を使ってしまっているのです。
3.時代遅れの人間が多い
これは営業の部署でありがちな話かと思いますが、以下の項目に該当する方は間違いなく時代遅れの人間です。
- 作業効率化よりも既存のやり方を重視する
- 年齢の若い人の意見に耳を傾けない人が多い
- 年功序列
- 柔軟に物事を考えられない
- 自分の意見が絶対だと勘違いしている
時代遅れの人間の悪いところは 人の時間を奪うことです。
極力無駄なやり取りは避けるべきですが、OJT等どうやっても避けられない場合には、一刻も早く人事異動を訴えるか転職すべきと思います。
4.パワハラやセクハラを受けやすい
営業は体育会系の色が強く、時には体も張って仕事をしなければいけない場合が多いです。
特に ノルマを達成できなかったり、失敗した時には叱責や暴力、嫌がらせを受けることもあります。
最近では社会問題としても取り上げられているため、徐々に昔と比べ減ってきてはいるかと思いますが、特に商社マンのような営業ではまだ多いのではないでしょうか。
パワハラやセクハラを受けうつ病でもなってしまった場合には、二度と社会復帰できなくなる可能性もあります。
極力自分の人生が壊されるような業種は避けるべきだと言えます。
5.残業時間が長い
一般的に営業とは大変な仕事です。
商品の売り込みや顧客とのトラブル対応、見積書の作成等やることは山積みです。
特にトラブル対応ともなれば、ほぼ間違いなく残業が発生します。
これは日本の国民性でもあるかと思いますが、一般的に 家庭<仕事の文化が強いためです。
しかし、この考え方は本当に危険だと思います。
自分が将来についてや自分のスキルアップのために使う時間も削られてしまうので、自分の人生について考える余裕が奪われてしまうのです。
- 日本は過労死という言葉を生み出すほどの残業国家
- 営業とはお客様のためならいつでも働く職業
- 残業により、自己研鑽のための時間も奪われてしまう悪循環
6.業務外の拘束時間が長い
営業マンは仕事のみで終わりではありません。
時には 業務外でお客さんとの飲み会、会社の飲み会、接待ゴルフ等で終業後や休日などのプライベートにまで侵食されることもあります
私の場合、もともと商社マンだったのですが休日ゴルフは本当に嫌でした。
朝の4時に起床し社用車で各お偉いさん宅までお出迎え、ゴルフで疲れていたのに各お偉いさんを家まで送り届けることもありまるで奴隷でした。
こんな生活があと何十年も続くなんて、私は想像もしたくありませんでした。
営業、中でも商社は本当にプライベートを犠牲にして会社に人生を捧げる人に向けての仕事だと思いました。
7.将来性がない
営業職は 「飲んで、お客にへこへこしてなんぼ」の世界です。
積み上げて成長していく知識等もなく、やる事としては何年、何十年と同じ事を行うだけです。
エンジニアだと新しいプログラミング言語を使ったサービス開発を担当したり、テックイベントに参加したり知識の積み上げができ、また常に新しい事に挑戦できるのです。
転職活動をする際にもよく言われますが、「●●の売り上げを達成しました」等は全く人事は見ていません。
営業職の採用の際に人事が気にするのは勤続年数だけです。
つまり、 「コイツは雇ってもすぐ辞めない根性があるのか」だけです。
それだけ 営業職は転職市場においても価値が薄いと言えます。
8.会社依存症を発症しやすい
営業職は会社ありきでの職です。
例えばエンジニアであれば、フリーランスで働くこともできるし、独立することも可能ですが営業はどうでしょうか。
営業のフリーランスはあまり聞かないですよね
なぜなら エンジニアほど必要とされないからです。
会社というバックが付いていなければ、一人では何もできない。
それが営業職の怖さです。
また、大企業の営業マンとして勤めているほど会社への依存率は高くなります。
理由は待遇が良く居心地が良いからです。
勇気が必要ですが、この似非コンフォートゾーンを抜け出すこと。
自分でビジネスを作り出せるようになることが真のコンフォートゾーンへの第一歩ではないでしょうか。
さいごに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
僕のブログサイト「kzy.tech〜日本脱出のための教科書〜」がどのようなサービスで作られているかが気になる方は以下別記事にてご説明していますので、ご覧いただけますと小躍りして喜びます💃
また、海外移住の 英語とプログラミングを習得することを推奨しています。
これは私の経験則から言えることですが、上記二つのスキルがあれば海外移住は絶対に実現できます。
以下に僕が実際に使って効率よくプログラミング学習ができるおすすめサービスを載せます😌
速習!おすすめプログラミング勉強法【Udemy】
いくつかプログラミング学習サービスを利用しましたが、一番効率よく勉強できると感じたのはUdemyでした。
Udemyでは動画での説明や解説等もあり親切で、学習教材も豊富にあることから プログラミング初学者の方が短期間でエンジニアを目指したいのであれば、非常に良い教材だと思います。
ちなみに私は文系卒で社会人になってから独学でudemyを使ってプログラミングの勉強をして、実際にエンジニアとして採用されました
Udemyのコースは1つ1,000円ほどなので、ITの参考本を一冊(3,000円)を買うよりもUdemyのコースを購入する方が安い上により効率的にプログラミングを勉強できると思います。
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